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アフォンソ4世 (ポルトガル王) : ミニ英和和英辞書
アフォンソ4世 (ポルトガル王)[あふぉんそ4せい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 

アフォンソ4世 (ポルトガル王) : ウィキペディア日本語版
アフォンソ4世 (ポルトガル王)[あふぉんそ4せい]

アフォンソ4世( 、1291年2月8日 - 1357年5月28日)は、第7代ポルトガル(在位:1325年 - 1357年)。ディニス1世と王妃イザベル・デ・アラゴンの子。1340年ので負傷しながらも自ら剣を振るって戦ったため、「勇敢王」と呼ばれる〔安部真穏『波乱万丈のポルトガル史』(泰流選書, 泰流社, 1994年7月)、43頁〕。
アフォンソ4世は隣国のカスティーリャ王国イベリア半島のイスラーム勢力との抗争で多くの戦果を挙げた〔Alphonso(1911 Encyclopædia Britannica)〕。一方でポルトガル経済の発展はアフォンソ4世の治世から停滞し、1348年秋のペストの流行によって人口の3分の1が失われた〔合田昌史「ポルトガルの誕生」『スペイン・ポルトガル史』、368-369頁〕。息子ドン・ペドロと恋仲になった侍女イネス・デ・カストロを処刑したことで、倫理・国家的大義を遵守する厳格な王という印象を持たれている〔ブールドン『ポルトガル史』、34頁〕。イネスの処刑は後世の人間の非難の的にもなり〔、またイネスを題材とする多くの文学作品が制作された〔金七『図説 ポルトガルの歴史』、23頁〕。
== 生涯 ==

=== 即位前 ===
1291年2月8日にアフォンソ4世は誕生する〔金七「アフォンソ4世」『世界伝記大事典 世界編』1巻、142-143頁〕。
父ディニスは詩作に優れた庶長子のドン・アフォンソ・サンシェスを寵愛し、アフォンソは腹の違いの兄サンシェスに憎しみを抱いていた〔。1314年にサンシェスが王国執事長に任命された時に兄弟の対立は激化し、ディニスはサンシェスをカスティーリャ王国内の自領に移動させる。しかし、アフォンソの側近の貴族たちは、ディニスがローマ教皇の承諾を得てサンシェスへの譲位を図っているとアフォンソを扇動し、1320年にアフォンソはシントラで反乱を起こした〔。母イサベルの仲裁によってアフォンソは一度は矛を収めるが、1323年に再び反乱を起こす。1325年1月7日、アフォンソの反逆を許した後にディニスは没し、アフォンソがポルトガル王位を継承した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アフォンソ4世 (ポルトガル王)」の詳細全文を読む




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